妊娠中の便秘と排便方法
排便のしくみをおさらいしよう
排便ってまず便意がないと出ませんよね?この便意は便が直腸、肛門手前までやってきたときに感じます。
この肛門手前まで腸のぜんどう運動によって押されてきたのです。
後は肛門を通過するだけですから、もう排便スタンバイ状態というわけです。
良い便意が来ているなら排便自体は問題なく済みますが、緩やかな便意のときが問題になりますね。
とくに妊娠中はいきむのがはばかられるので、なんとか息まない方法を探してみました。
排便の姿勢は前傾スタイルで
直腸というのは立っている状態だと恥骨直腸筋という筋肉によって「く」の字に曲がっていて便が出にくい構造になっているようです。
直腸の「く」の字をまっすぐにしてあげれば便はまっすぐに進み出るだけなので排便時により少ない息みで排便できますね。
直腸をまっすぐにする姿勢は前かがみになることです。洋式トイレだとつま先がよく見えるくらいの前かがみになると良いでしょう。
和式のトイレは膝を抱え込むような前傾スタイルをとりやすく排便しやすいのです。
膝に問題がない、妊娠していない方は和式のほうが排便しやすいかもしれないですね。
妊娠中は和式トイレは立ち上がるのも大変、かがむのもお腹がつかえるなど、慣れない体型になっているので問題が多いです。
洋式トイレでも少し膝を開けばお腹がつかえなくて楽に前かがみになれるので試してみてください。
排便中、息を止めないで
排便というのは緊張すると途端にでなくなるものです。排便を意識しすぎると「何が何でも出さなきゃ」という意識が生まれやすく、より強く息むことにつながります。
なるべくフラットな状態でプレッシャーを感じないようにしましょう。
副交感神経を高めるためによく使われる呼吸法にゆっくりと吸い、ゆっくりと吐く呼吸法があります。この呼吸法を使ってみるのも手かもしれません。
またなかなか出ない時に息を止めて一生懸命いきむと痔になる可能性があります。
特に妊娠中はいきむことで陣痛を呼ぶのではないか?と不安になりますので避けたいですよね。
いきむ時は息をとめずに吐きながら排便するとスムーズです。
便秘で苦しいときは無理をしないで相談してみる
妊娠中はずっと黄体ホルモンの影響を受けているためにとにかく便秘がちです。
腸があまり活発に活動していない感覚があります。
赤ちゃんのためにもお腹を冷やさないようにあたためたり、気を付けて生活していますよね。
でも便秘がなかなか解消しないことがあります。妊娠前には効果があったことが妊娠中は効き目を感じられないということはありえます。
市販の便秘解消のお茶などには妊娠中には不向きなものもあります。
そんな時は無理をせず主治医に相談して解決したほうがよいと思います。
腸内環境の改善は生まれてくる赤ちゃんのためでもありますが、妊娠中は体がままならないことが多いと思います。
なかなか思うような結果や効果が無かったとしてもがっかりしないでくださいね。
妊娠中にやるべきことはすべてやった、という自負は産後ずっと効果があります。
妊娠中にあれをしておけば、と後悔することが少なくなるように過ごすと良いと思います。
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