妊娠中の乳酸菌は新生児のアトピーにも効果あり?

 

アレルギーが近年になって増えた理由

昔の人にはアレルギーを持った人は少なかったのに、現代人は花粉症をはじめとしたアレルギーを持つ人が増えています。
そもそもアレルギーとは、本来外敵というほどの害がない対象に反応して自分自身を攻撃し始める免疫の暴走なのです。原因についてあれこれと議論されていますが衛生仮説に注目が集まっています。
衛生仮説とは衛生環境が良くなり、寄生虫や感染症に出会う機会が少なくなったために免疫系統がうまく働かなくなりアレルギーが起きているという仮説です。
免疫系統がバランスを失ってあっちこっち攻撃している状態がアレルギー反応を起こしている状態なのです。つまり免疫系統のバランスを取り直すことでアレルギー反応を抑えることができると考えられています。

乳酸菌のちからで免疫力アップ

腸内にある腸管免疫は複雑な働きをしていていまだ研究段階ですが乳酸菌が免疫に役立っていることは経験則からも研究からも実証されているようです。
免疫力をアップさせるには主に死菌、途中で死んでしまった菌が役に立っているようです。また生きたままの菌やオリゴ糖と食物繊維は腸全体の活性化に役立ち免疫力を上げてくれています。

乳酸菌がアトピーにも効果があるという報告

妊婦さんのお腹

フィンランドから妊婦さんに乳酸菌をつかった興味深い実験があるので紹介します。
家族にアトピー性皮膚炎発病歴がある妊婦の出産予定日2週間前から毎日、乳酸菌をとってもらうという実験です。

出産後も半年間つづけ、新生児にも生きた乳酸菌を与えたところ2歳までのアトピー性皮膚炎の発症率が23パーセントでした。
プラセボ(偽薬)を与えたグループは46パーセントなので、これは効果があったとみていいのではないでしょうか。

 

 

乳酸菌のリスクとベネフィットを比べてみる

乳酸菌がそんなにも効果があるなら、と期待する半面、毎日同じものを食べ続けるのって大丈夫かしら?という疑問もあります。
毎日食べると、累計摂取量が多くなりますからほんの少しの害があるだけでも累計として大きなものになるからです。妊娠や自分だけでなく家族の健康を考える身としてはここも検証しなければ納得がいかないので、乳酸菌のリスクを考えてみることにします。

乳酸菌には害はないのか?これについて調べてみましたが、健康効果にフォーカスが当たっているためか害になる情報がでてきません。こういう時は自分の頭で考えてみるしかありません。
乳酸菌をとっていて体調が悪くなったことはないか?思い出します。味噌をたべたとき、お漬物を食べたとき、ヤクルトを飲んだ時、ヨーグルトを食べたとき…。
思えば先祖代々、乳酸菌を食べているのですから今更感がぬぐえません。
もっと考えると腸内にはいつでも悪玉に豹変する細菌が常にスタンバイしているのですから、乳酸菌だけに性善説を求めるのは酷でしょう。
となると、乳酸菌のリスクとしては「急に反旗を翻して思わぬ悪さをするかもしれないが、他の腸内細菌も同じようなものである」という結論に達しました。

ベネフィットはもうここで散々紹介していますが、腸内環境改善のかなめともいえる乳酸菌がなくては、大きな健康改善は望めないと思いました。

妊娠中の便秘や産後の便秘に効果があるほかにも産まれてくる赤ちゃんのアトピー性皮膚炎予防に効果があるかもしれないなら、乳酸菌を毎日食べたとしても金銭的にも知れていますし取り組む価値があると思います!


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