下剤乱用は体だけじゃなく精神を病んでくる
腸内バランスを崩しやすい時期やきっかけ
下剤は便秘にすぐに効いて便利なものです。人生の中で体調を崩すきっかけが存在します。
例えば受験、就職活動、災害などのストレスが多大にかかる時期、更年期などホルモンバランスが大きく変わる時期などです。
腸は繊細なところがありますから便秘や下痢になりがちになります。普段なら体のケアを怠らない人も他の重要なことに気を取られている時が腸のバランスを崩しやすいときです。
下剤を使うときは一時的なものにしたほうが良い理由
便秘の苦しさから下剤を使うようになると、ここでも紹介した内容ですが便意を感じにくくなります。
また他の重要事項に気持ちを奪われているので便秘傾向は変わらない状況のままです。
そうすると3日便秘だから下剤、お腹が張って苦しいから下剤、というような悪循環に陥りやすくなります。その前に止めるから大丈夫!という決心をしていても体が便を出す機能が弱くなっているので気持ちでコントロールできないのです。
「下剤に頼ってばかりじゃいけない」となんとなく罪悪感が芽生え、止めようと中止してもあまりのお腹の苦しさから下剤以外の選択肢が見えなくなるという危険があるのです。
下剤を使い続けると下剤以外の排便方法がなくなる?
下剤を常用している人が「便秘で出ないなら下剤で出せばいい」と安易に考えているわけではありません。常用しなければならない切実で切迫した思いから使い続けているのです。
罪悪感から人に話せることでもないし、悩んでいる人はかなりいるはずです。一旦、下剤にはまっていくと抜け出すことが大変ということだけは覚えていて欲しいと思います。
下剤を使い続けると腸や肛門括約筋などの筋肉が衰えてしまいます。また大腸メラノーシス(大腸メラノーシスについてはここから)も起きやすくなりさらに腸の機能が悪くなります。
このような状態では下剤が手放せなくなり、仕方なく飲み続けてしまうのです。
下剤を使い続けると不整脈やうつ病の原因に
下剤使用を1年も続けていると胃や小腸の機能にも影響が出てきて消化が悪くなります。そのために下痢が起きやすくなり水分と一緒にミネラルなどの電解質異常が起きてきます。
電解質異常はからだ全部の細胞にとって重篤な状況です。むくみ、が出始めたら命にかかわる状況になりつつあると思ったほうがいいかもしれません。
電解質異常は不整脈、意識障害など起きうるからです。
さらに下剤を常用している人は気分の障害が起きやすくなるようです。
そもそも便秘の原因になったストレスをそのままに、下剤で解決していたために精神が追い詰められているせいかもしれません。
また下剤による体調不良が毎日続くのですから、そのために精神が病んでくる可能性もあります。
ダイエットから下剤常用者になってしまった人は下痢でやつれた体に満足いかず、精神の行き場を失ってしまうのかもしれません。
下剤はいっときのもの、気長に解決しよう
下剤乱用といわれている人達は相当苦しんでいるはずです。他人にうかがい知れるはずはありません。
ストレスの中には解決もできず、逃げられない種類のものもあります。
下剤の深みにはまる前に下剤は一時の解決方法として考えてほしいと思います。
お腹の状態と生活は繋がっています。すぐに解決を求めるとどこかに無理がでるはずです。
私の願いでもありますが、長期的に見て良い方法で気長に解決したいと考えています。
