宿便と便秘って違うの?

便秘と宿便の違いって?宿便とは?
宿便、便秘に悩む人にとっては聞いたことのある言葉ですよね。美容を気にする女性にとっては宿便が自分にあるのか、ないのかについて関心が高まるでしょう。今回はその宿便についてまとめてみました。
宿便って便秘のことではないのか?そもそも宿便とはどんなものでしょうか。少し調べると腸のひだに便がこびりついている状態、腸壁にヘドロのようにくっついている便を宿便と呼んでいるようです。なんでも腸の絨毛に便がこびりついているとか。排水ホースの汚れや水道管のさびのような状態が腸の中で起きているというようです。
宿便の真実
がん検診などで大腸検査をしたことがあるでしょうか。腸の絨毛なんて肉眼で見えません。腸の表面はつるんとしています。絨毛付近の細胞は一日ではがれおちてしまうので腸表面に便がこびりつくことは考えづらい現象といえそうです。
便の構成割合を調べてみたところ、水分が80パーセントあります。残りの20パーセントのうち食べ物のカスがそのうち三分の一、新陳代謝ではがれた腸細胞が三分の一、腸内細菌とその死骸が三分の一の割合です。
食べ物のカスが便の中に占める割合は7パーセントくらいでしょうか。つまり、何も食べなくても新陳代謝ではがれた細胞の分と、腸内細菌とその死骸の分で構成されて排便が起きます。入院中点滴だけの状態でも排便があるのはこのためです。
宿便をだしてすっきりした、体のキレが良くなった、デトックス効果がある、と聞きます。宿便を出す場合、多くは断食をして腸洗浄を行うようです。この断食で感覚が鋭くなり、体も軽くなり、消化の負担がないために爽快感が残るのかもしれません。
しかし長期的な断食は拒食症、過食症を招いたり、骨粗しょう症の原因になるなどいいことばかりではありません。胃腸が弱っているな、と感じたときに1食抜く、くらいがちょうどよい塩梅といえるかもしれません。
便秘解消のためにも大腸に休みを
忙しい現代で三食を食べて、さらに間食もとるという状態はからだにとっては少々過酷といえるかもしれません。夜も起きて仕事をする環境ではストレス下にある腸はしっかり休めているのでしょうか。忙しく働き続け、リラックスする暇もないのでは便秘になってしまうのも無理もないかもしれません。
忙しく働き続けている人が、お休みの日は自由に飲み食いしてリラックスするというスタイルもあると思います。しかしそれでは胃腸の休みはいつなのでしょう。腸にとってもストレスから解放され、食べ物や病原菌との戦いのない休む時間も必要ではないでしょうか。
大腸のためにたまには消化のよいもので一日過ごすと危険の少ない断食効果が得られるかもしれませんね。
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